10月5日(現地10月4日)
ワシントンDCへ(AM5.45起床)ニューヨークペンステンションAM6.35発 アムトラック79普通コーチ、片道61.2$(シニア料金)この旅、最大の目的、ワシントンDCへの列車での旅。早朝ペンステーションへタクシーで。タクシー料金は以外に安い、チップ入れても6$、さて駅(地下)に降りると広い。ホームレスの溜まり場、駅員もまばら、切符売り場がわからない、自動券売機にクレジットカードをセットすれども動かず、並んでいる列を見つけ日本人らしき人物に切符売り場を尋ねるが中国語でわからず、戸惑っていると若い中国人青年がここはカナダ行きの切符売り場とワシントンDCはもっと奥へと教えられ、ようやく切符売り場へたどり着く。たどたどしい英語で2枚のチケットを買うためパスポートとクレジットカードを差し出すとシニア料金で行けるラッキーさに感激、地下2階のアムトラックのプラットホームは10カ所近くあり、人影もまばら、ようやく1人の男性を見つけ尋ねると反対方向に停車中の車両と聞き、走ってホームの普通席を駅員に聞き、ようやく席を見つける、列車出発。
車窓風景は両側に木立が続き単純な風景にガッカリ。新幹線に比べると遅い、車内も暗い、乗客も普通コーチのせいかあまり裕福な層は乗っていないようだ。フィラデルフィア、ブロンコスにしばらく停車して3時間20分後ようやくワシントンDCへ、ワシントンユニオン駅はまるで日本の田舎の駅とかわらない、列車に関しては日本に比べて大変後れているなと感じた。駅を出てワシントンへ来た最大の目的のひとつルノアールが描いた「船上のパーティー」に会えるとフィリップコレクションへタクシーで直行、静かで緑豊かな高級住宅街の一角の美術館、予想通り しかし中に入ってゴッホ、ドガ、セザンヌ、モネ、ピカソは展示されているが見たかったルノアールは世界ツアーで貸し出し中とのこと、でも館内でのピアノ演奏、戸外は秋の陽光を浴びた静かなたたずまいが続く、これがあるから個人の旅はやめられない。さて美術館を出て地下鉄(Dupont
Circle)の入口が何処か館内の日本人女性係員に旧道に出てと聞いてはきたが、なかなか見つからない。日本の新婚カップルと出会い、彼らも又、地図片手に自分達のいる位地から地下鉄を探している、ふと1本の道の遠くに車が行き交う道を見つけ、それだとその方向へ!やっとの事で地下鉄の入口を降りようとすると何とエスカレーターは昇りのみ、下りは徒歩、長い下り、ビルの3階から降りるような感じだ。
切符売り場にたどり着くが自動券売機の操作がわからない、もたもたしていると後ろの若い女性が見かねて教えてくれた、彼女はホームまで私達をエスコート、また乗り換えの際には彼女の友人に私達の降りる駅までエスコートを依頼する親切さに感謝感激!次の目的地は国立航空宇宙博物館(National
Air and Space Museum)へ、この頃から昨夜の下剤が効き始めたのか我慢我慢、エンファント駅につき航空宇宙博物館の道筋はわかったが道路沿いの建物はとてつもなく大きく歩き疲れて、屋台のおばさんに場所を聞き、こんな広場の中にあるとは!やっと到着!入るなりまずトイレへ、すっきりしたところでライト兄弟の初飛行の飛行機、アポロ宇宙船が海に着水した最終のカプセル、海面に衝突した衝撃の生々しさが印象的だった。次に国立美術館(National
Gallery of Art)これは航空宇宙博物館の前から本でおなじみの建物なのですぐわかった。大きな芝生の広場を横切り美術館へ、館内に入ると凄い!ゴッホ、モネ、セザンヌ、ルノアール、マネ、ドガ、ロートレック、シャガール、ダヴインチ、その他、キラ星ののごとく名画の数々、あぁ目が疲れる、もっとゆっくり見たいと思うが帰りの時間だ。帰りはタクシーでユニオンステーションへ、チケットカウンター、改札、乗車、スムーズ。朝5時起き1日歩き回り睡気充満、これから3時間25分---おやすみ。ペンステション10時過ぎ到着、この辺りなかなか物騒---タクシーでホテルへ帰る。